興収20億円超えがもう30本 2015年「映画の当たり年」の背景
また、邦画と洋画を合わせた実写作品の17本に対し、アニメが13本も占めたことにも注目したい。09年は実写作品が25本、アニメが5本だった。洋画も含め、アニメのヒットが拡大している。実写作品でもコミック原作のヒットは増えており、今や映画はコミックやアニメと切っても切れない関係になった。これは従来の映画ファンとは違う多くの人が映画館に来場することを示す。
ヒット作品連発の意味は、非常に大きいと言わざるを得ない。
(映画ジャーナリスト・大高宏雄)