紅白初出場のイケメン演歌歌手・山内恵介が語った葛藤

公開日: 更新日:

「船酒場」は作詞家・星野哲郎氏の作品で、舞鶴と小樽を結ぶフェリーの中で酒を出し、旅の途上の男たちとのつかの間の関わりを持つ女将がモデル。

「実際に船に乗り、女将さんにお会いしたとき気づいたんです。たとえ刹那の出会いであっても、目の前を通り過ぎるだけの関係であっても、その時間は一対一。歌う気持ちも、それでいいんだって教わったんです」

 ステージではまばゆいスポットライトを浴びるが、「慣れるとお客さん一人一人の顔が見えるようになりました。映写機のように、歌の景色が伝われって思ったりしてます」と言う。

 ステージに立つ前は、どうしてそこに立っているのか考える。

「単純だけど、歌いたい一心で歌手を志してからの日々であり、思い。力が湧いてきて、背筋がピンと伸びるんです」

 晴れ舞台が目の前だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか