4年ぶりに紅白復活 ラスボス小林幸子の“演歌”な歌手人生
11年以来、4年ぶりの紅白出場となったのは小林幸子(61)。かつては登場のたびに視聴者を驚かす巨大衣装で盛り上げてきたが、12年の落選で連続出場が33でストップ。これ以降、歯車が狂い始め、13年末には「ニコニコ動画」で年越しライブを生配信したり、夏にはコミックマーケットに参加してCDを手売りしたりと一気に方向転換。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。ネットの住人を味方につけ、今では「ラスボス」の異名で若者からはカリスマ的な人気を誇っている。
■「特別出演」に“諸事情”垣間見え…
起用理由について、柴崎チーフプロデューサーは「歌手として紅白を象徴されるというか、みんなが想起するのは誰かなと考えたとき、小林幸子さんの顔が浮かんだんですね。ネットの世界で『ラスボス』と言われていることは存じておりますので、4年ぶりに久々に帰ってきていただいて、新しいものを見せてくれるんじゃないかと期待しています」と説明した。
会見への出席はなかったが、「当日は、新しい小林幸子、そしてパワーアップした小林幸子の世界を、皆さんに楽しんでいただきたいと思っております」とコメントを寄せた幸子。当日は、今年10月に発売した、中川翔子(しょこたん名義)とコラボした新曲「無限∞ブランノワール」を披露するのではないかといわれている。