賞レースの行方も報じられず「レコ大」どうなっている?
今年もTBS「日本レコード大賞」が30日に放送される。マンネリといわれながらも、この季節になると賞レースの行方は報じられるが、今年はめっきり少ないような気がする。一体、どうなっているのか。
スポーツ紙の音楽担当記者がこう言う。
「今年で57回目。『輝く!日本レコード大賞』と称した記者発表が先ごろあり、大賞候補のAKB48、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、西内まりやらが登壇しました。最優秀新人賞はlol、こぶしファクトリー、花岡なつみ、安田レイが争います。総合司会を安住紳一郎と仲間由紀恵が務めます。安住は『歌手のみなさんが一年を駆け抜けてきた情熱に負けない気持ちを持って、今年もマイクを握りたい』と語りましたが、例によって話題性がゼロだし、ノミネートされている歌手も歌も世のビジネスマン世代にはチンプンカンプン。世間ズレした感は否めませんね」
大賞はAKB48、三代目J Soul Brothersの一騎打ちともっぱらだが、CDが売れた枚数ならAKB48に軍配だろう。番狂わせなら西野カナだという。新人賞ははっきりいって首をかしげるしかあるまい。