しゃべりすぎず 「ブラタモリ」支えるNHK桑子アナの腕

公開日: 更新日:

 タレントが騒いだり食べたりする街歩き番組がやたら多くて食傷気味だが、中高年に人気なのが「ブラタモリ」(NHK)。「笑っていいとも!」が去年3月に終了して以降の新シリーズでは地方に繰り出し、おもしろさが増した感じだ。その土地の歴史の解説(このビルの立ってる場所は××時代は城だったとか海岸だとか)を交え、深みがある街歩きとして、他の旅ものより見ごたえがある。

 先日は故郷・福岡を訪ねたタモさんがやけにうれしそうで、博多までの新幹線が開通した年、それに乗ってタレントを目指して上京した話をしみじみと語った。廃線になった電車も見学し、「乗ってたなぁ」と感慨深げ。

 また、パートナーを務める桑子真帆アナが決してしゃべりすぎず、タモさんの緩さに合わせているのがいい。鉄道好きなのを白状したタモさんが「私が鉄道です!」と言うと、さりげなく「そこまで言いますか」と突っ込んでいるところなど、目立たないが腕がある。お父さんの旅に付き合ってる娘みたいな雰囲気にも見えるが、美人だし、実は当番組を支えている進行役として、もう欠かせない存在(一応ブレーク中だ)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  3. 3

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  4. 4

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  5. 5

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  1. 6

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  2. 7

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  3. 8

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

  4. 9

    中居正広が払った“法外示談金”9000万円の内訳は?…民放聞き取り調査で降板、打ち切りが濃厚に

  5. 10

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭