芸能界“薬物汚染”の深刻…大物歌手や中堅芸人にも疑惑の目
24日、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が所属タレントと従業員を対象にした「違法薬物に関する緊急セミナー」を開催した。
ピスタチオ、バンビーノ、トータルテンボス大村朋宏、佐久間一行、バイク川崎バイクといった芸人300人と社員150人が出席。警視庁組織対策5課の捜査員がパワーポイントで薬物の危険性を解説した。
よしもとは10年以上前から薬物、暴力団、ストーカーなどをテーマに最低半年に1回のペースでコンプライアンス研修を行ってきたが、組対5課が協力したのは初。「清原さんの逮捕と今回の講習開催は直接的には関係ないが、もう一度気を引き締めようというきっかけにはなった」(セミナー担当者)という。
セミナーに参加した石井一久(42)は「昔から野球界で聞いていた話もあった。メジャーのときは(違法薬物には手を出さず)ニューヨークステーキを食べて頑張ってました。ニューヨークステーキが僕の一番のクスリです」とコメント。
“白目漫才”でブレークした「ピスタチオ」だが、この日は白目NG。伊地知大樹(31)は「やりたいんですけども、そこだけはボケるなと言われておりまして」と苦笑い。小澤慎一朗(27)も「踏み込んだ話を聞かせていただいた。ハニートラップはすぐに引っかかるので気をつけようと思いました」と語った。