シャープ名物ツイッターが買収に反応「自分なりの進化論」
台湾の家電メーカー・鴻海の傘下に入ることが決まったシャープ。日本を代表する家電メーカーの外資への身売りを各メディアが一斉に報じる中、同社の公式ツイッターが注目を集めている。
買収が決まったことが報道された25日正午過ぎ、シャープの公式ツイッターは「こマ?」とひと言。「これマジ?」を略した驚きを表すネットスラングだが、続けて「自分なりの進化論」と意味深なメッセージを載せた。
同アカウントは以前から“ゆるい”ツイートで知られ、ネットユーザーに好評を博してきた。
2013年3月に韓国のサムスン電子がシャープに出資することを発表した際には、技術流出を懸念するユーザーから怒りの声が殺到。そんな中、公式ツイッターは「私のことは嫌いになっても…シャープの製品のことは嫌いにならないでください」とつぶやいた。前田敦子(24)のAKB総選挙での発言にちなんだもので、フォロワーからは<お前、勇気あるな。気に入ったぞ>などと好意的な反応が相次いだ。
15年11月、全社員に自社製品購入を要請する「シャープ製品愛用運動」が始まった際には、「この年末、もし家電をご入用の際は、弊社製品も候補に入れていただけますとうれしいです」とツイート。「とはいえ私だって思うことはある…超ある」とポツリ。