<第1回>坂本冬美さんからのメールで故郷の地震を知った
ただ、益城町を中心にかなり被害が出て、避難生活をしている人も多いというから心配で。益城町の近隣に友人がいるので電話をしたら、被害はなかったとのこと。熊本市内の会社を経営している方にも電話したら「後片付けが大変」と嘆いていました。
私のところにもいろんな方が連絡をくださいました。天童よしみさんに「私、地方にいるんだけど、大丈夫、何かあったら、すぐ言って」と連絡いただいた時は涙が出そうになりました。
この連載でお話しする母は東京にいますが、東日本大震災の時はショックで体をおかしくして、立ち直るのに1年以上かかりました。私はすぐにホームに電話して母の様子も確かめようとしたのですが、地震が起きた時間にはもう寝ていて、ヘルパーさんに「落ち着いたら電話するように言ってください」とお願いしました。翌朝母から電話があって、東京が揺れなかったのと、テレビも見ていなかったことで、大丈夫でした。
■とにかく収まることを祈ります
でも、本当に大変なのはこれからですよね。胸が痛みます。