ダサいキャバ嬢好演 元AKB倉持明日香と“神セブン”に期待
先週、深夜ドラマ「OLですが、キャバ嬢はじめました」(TBS系)が始まった。主人公の菜奈子(倉持明日香)は25歳。中規模の広告代理店に勤務するOLだ。彼氏はいるが、貯金はない。料金滞納で電気を止められ、夜はキャバ嬢として働くことにした。
キャバクラが舞台のドラマといえば、過去には「嬢王」シリーズ(テレビ東京系)や「黒服物語」(テレビ朝日系)などがある。ヒロインの多くはナンバーワンのキャバ嬢を目指したものだが、このドラマではタイトル通りOLの副業というところがミソ。いわば“なんちゃってキャバ嬢”であり、ドロドロの女同士の対決や深刻な恋愛問題もない。気楽に見られるキャバ嬢物語なのだ。
元AKB48の倉持は、これがドラマ初主演。キャバ嬢としては「ダサくて、イモっぽい」菜奈子を好演している。今後、見た目も接客も磨かれていくプロセスが、このドラマの見どころだ。また視聴者は、新人である菜奈子の“学び”を通じて、キャバクラ(ニュークラブ)の世界を垣間見ることができる。ママがいないことをはじめ、指名や給料のシステムもいわゆるクラブとは大違いだ。
もうひとつ。このドラマには「神セブン」と呼ばれる、売り上げ上位のキャバ嬢たちが登場する。ナンバーワン役の石川梨華や筧美和子などの艶姿を堪能していただきたい。