「笑点」抜擢で引っ張りダコ 林家三平“TV出まくり”の真相
そこでスケジュールが比較的スカスカだった三平に白羽の矢が立ったというわけ。もっとも、あまり期待はされていなかった。バラエティーでの人気は未知数、同じ林家一門のたい平がマラソンで“多忙”な間のつなぎ程度のつもりだった。
■落語はヘタだけど
ところが、いい意味で制作関係者の期待を大きく裏切ったという。
「落語はあまりうまくはないけど、バラエティーの勘どころはいい。さすが初代三平の子供で、空気を読むのがうまい。バラエティー慣れしていて向いているという評価なんです」(放送関係者)
三平の人気に着目した他局のプロデューサーやディレクターもオファーを出した。すでに「ぴったんこカン・カン」(TBS系)や「あさイチ」(NHK)に出演して話題で、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京も食指を動かしている。
これでギャラも大幅アップの可能性も出てきた。
「正直、『笑点』のギャラは1本10万円にも届きませんが、他のGP帯のバラエティー番組だと最低でも20万円以上。ギャラでも大出世です」(事情通)
“笑点マジック”恐るべし。