入門わずか10年 36人もの先輩を追い抜いて真打ち昇進
今回は小朝の落語家としての足跡をたどっていきたい。
1970年に15歳で春風亭柳朝に入門し、前座名は小あさだった。私は柳朝の一代記「江戸前の男」を書いたほどの柳朝ファンなので、弟子の小あさにも注目していた。前座には珍しく華があって、高座姿が端麗だったのを覚えている。
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