主演作で濃厚キス披露 ディーン・フジオカは“新後家殺し”

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 3月には第3子が誕生した俳優で歌手のディーン・フジオカ(36)。4月からは新番組「サタデーステーション」(テレビ朝日系、土曜20時54分~)でインフルエンサー(世界に影響を持つ人)という立場でコメンテーターデビューも果たし、公私ともにノリにノリまくっているが、それに甘んじることなく、本業でも新たな境地に挑んでいる。6月24日公開の主演映画「結婚」(KADOKAWA配給)では、これでもかと濃厚なキスシーンを披露しているのだ。

 同作は、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説が原作の結婚を巡る男と女の物語。年齢も境遇も異なる女性を手玉に取る結婚詐欺師に扮するディーンは、カネと心を奪い取る悪男を演じている。

 で、どれだけ濃厚なのか。同じく朝ドラ「まれ」で話題を集めた柊子(25)をはじめ、安藤玉恵(40)や中村映里子(28)らを相手に、とっかえひっかえ、ムチュ、ムチュと卑猥な音を立てた接吻のオンパレード。細くて長い指で大粒のマスカットを房からもぎって口に運べば、クチュ、クチュと噛む音がスクリーンから鳴り響き、聴覚に訴える演出が効果的に施されている。

 もっとも、映像自体はいずれも美しい描写で“おディーン様”のイメージを覆すような卑猥さはない。女性は男性以上に聴覚を刺激すると感じやすいともいわれているだけに、ターゲットである中年女性は館内でメロメロだろう。

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