笑い“効果音”説も 「女芸人No.1決定戦」ゴタゴタの舞台裏
「SEまでいかなくても場を盛り上げるため、放送作家やスタッフが観客らにまじって“きっかけ笑い”をしたり、特定のお客さんに“笑い要員”をお願いするケースもある。いずれもバラエティーでは珍しくない演出の手法。ただし生放送かつ笑いを競う番組でそういった演出をするのはかなりグレー。作り手のモラルが問われかねない」
日テレに効果音の使用の有無について問い合わせると、「効果音の使用は一切ございません」(同社広報部)。どうやら会場の観客席にハッスルした人がいたようだ。
それにしても、始まる前からいわくつきの番組だった。山田邦子(57)が参加費2000円を支払うシステムについてブログで疑問視し、直前になって出場を辞退したのは記憶に新しい。追い打ちをかけるように、無名の女芸人ばかりの決勝にならないよう、出場してくれたら決勝まで必ず残すという手形を秘密裏に渡していた女芸人の存在も発覚したが、ゴタゴタはまだあった。
さる日テレ関係者は声を潜めこう話す。
「決勝進出したアジアンですが、自分勝手な理由でテレビを引退したはずの隅田美保が出るのはどうなのかと方々からクレームが殺到したんです。彼女は表向きは『ブスいじりがイヤ。婚活に影響する』とテレビ出演をやめていますが、ホントの理由はホストクラブにはまり、朝まで飲んでの遅刻癖が原因。遅刻の間、舞台をつないでいた大物芸人の逆鱗に触れ、自粛を余儀なくされたのが本当の理由だった。今回番組に出演するにあたって、日テレ側がその大物芸人に詫びを入れたともっぱらです」
来年は“生きた”笑いを期待したい。