元ドロンズ大島直也さん 「電波少年」とその後の波瀾万丈

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 1990年代半ばに一世を風靡したバラエティー番組「進め!電波少年」(日本テレビ系)。お笑いコンビ「猿岩石」によるヒッチハイクの旅は社会現象を巻き起こし、続く第2弾“南北アメリカ大陸縦断ヒッチハイク”も大いに話題となった。大島直也さん(46)は、“南北――”に挑戦したお笑いコンビ「ドロンズ」の元メンバー。さて、今どうしているのか?

■離婚、母の死、アルバイト生活……

「3月1日から11日まで築地のブディストホールで行われる舞台『こと~築地寿司物語~続編』に出演することになりましてね。舞台は13年ぶり。今日はこれから稽古なんですよ」

 大島さんと会ったのは、都内文京区のオープンスペース。台本の読み合わせと立ち稽古の予定だという。

「この芝居は、江戸前寿司の名店『築地玉寿司』の初代の奥さまのことさんが、大正・昭和の激動期に夫とともに店を繁盛させた実話をベースにしています。僕は、ことさんの飲んだくれの父親役。長江健次さんとダブルキャストで、交互に演じますが、良き父ではなく、ロクデナシのダメ親父ってところが難しいですね」

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