元ドロンズ大島直也さん 「電波少年」とその後の波瀾万丈
ことを演じるのは元準ミス・インターナショナル日本代表の鳳恵弥さん、極楽とんぼの山本圭壱さんが寿司職人役、NMB48の市川美織さんは芸者を演じ、築地市場の歴史もひもといていく。
「昨年12月、新たに芸能事務所に所属しました。この舞台は、再起へ向けた第一歩なんです」
ここ10年余り、ジェットコースターのようにアップダウンの激しい日々だった。
「2006年に恵比寿で始めた飲食店は、結構繁盛していました。で、そのころ全てのサポートをしてくれた女性と08年に結婚し、その2年後には一人息子を授かったんです。でも、性格の不一致から14年11月に離婚。店は15年2月に手放しました」
失意の中、さらなる悲劇に見舞われた。16年2月、実母の肺がんが判明。すでにステージⅣで腰骨にまで転移していた。
「父も14年前にがんで亡くしており、母は一人暮らし。10歳上の兄、6歳上の姉はそれぞれ家族を持って地方に住んでますから、残りの時間を一緒に過ごそうと思い、同居しました」