今もスタント稽古 武田梨奈「アクション欲が爆発しそう」
■「アクション映画じゃないのになんで来たの?」と言われたことも
現役女子高生空手チャンピオンの触れ込みで出演した「ハイキック・ガール!」(09年)でブレークしてから約10年。最近では本作のような演技力を求められる役柄が増えている。
「あの頃は(実際に顔面に蹴りを当てまくった演出に対して)プロの方から、あんなのアクションじゃない、君もアクション女優とは呼べないよと批判され、かといってドラマ映画のオーディションに行くと、アクション映画じゃないのになんで来たの?って。どこに行っても批判されて落ち込みましたけど、今では感謝しています。何も思わなかったら批判すらされないから。今では批判されると凄くうれしいです」
オフには一人で海外旅行を楽しむそうだが、行き先といえば上海のジャッキー・チェン・ミュージアム等々。自身の原点というべきアクション映画への情熱は今も衰えず、スタント稽古も欠かさない。
「いつでも準備万端です。しばらく出てないからアクション欲がもう爆発しそうで(笑い)。今の夢は三十路までに『ハイキック・ガール!』を超えるアクションを撮って、海外に持っていくことです」
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