地元周辺も困惑 加山雄三クルーザー炎上に浮上した放火説
「だけど、おかしい。気化したガソリンに火がついても普通は火災までいきません。漏電ならブツブツ燃えてじきに消えるものです。ところが今回の事故では『ドカーン』という爆発音を2度聞いた人がいる。そんな爆発は考えられないし、そもそも日本国内で無人のクルーザーが炎上したなんて聞いたことがありません」(船舶の専門家)
現地で取材中の記者もこう言う。
「地元の消防や漁業関係者、観光関係者などに聞いたところ、これまで湾内で船が燃えた事故は聞いたことがないそうです。通常あり得ないことが起きた。それも加山雄三という有名人のクルーザーだったから大騒ぎになっています」
では原因は何なのか。
「あくまでもウワサですが、放火ではないかというのです。光進丸は小舟で係留ポイントまで行って船に上がる乗船方法。事故当夜、誰かが小舟で接近し、火をつけたのではないかとの声も上がっています」(前出の記者)
光進丸は地元の藤高造船が定期検査や修理を担当。保険にも入っていたという。何が原因で炎上したのか。捜査の進展に注目だ。