宮崎監督との違い明瞭…高畑勲監督が貫いた独自の創作姿勢
2番目のヒット作である「おもひでぽろぽろ」(配収18.7億円)も同様に、悩める主人公の農村回帰といったテーマもさることながら、子ども時代の60年代の風俗描写がとても生き生きと楽しいのだ。2本ともに娯楽的要素がてんこ盛りであった。
エンタメ路線の中でアニメ表現の可能性を見いだし、これからさらに未知の領域に進もうとした矢先だったと思う。さぞかし、無念であったろう。
2番目のヒット作である「おもひでぽろぽろ」(配収18.7億円)も同様に、悩める主人公の農村回帰といったテーマもさることながら、子ども時代の60年代の風俗描写がとても生き生きと楽しいのだ。2本ともに娯楽的要素がてんこ盛りであった。
エンタメ路線の中でアニメ表現の可能性を見いだし、これからさらに未知の領域に進もうとした矢先だったと思う。さぞかし、無念であったろう。