お笑いコンビしゃもじ 格安家賃も払えず30歳過ぎてバイト
沖縄の方言をコントにしたネタがウケているお笑いコンビ・しゃもじ。両人とも子ども時代は団地住まいで貧乏を体験、上京後は共同生活だが、格安家賃も払えず、バラバラに……。
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しゅうごパーク(以下、しゅうご) 2人とも子どもの頃は団地住まい。僕の家庭は亡くなった祖父が借金してたらしく、借金取りが来たこともあった。「開けろー! 開けろー!」とドア叩くんです。オヤジは外で借金取りと話して。まだ小さかったから、「なんだこれ?」とよくわからなかったけど。
たーにー オヤジは画家。団地の部屋の半分は絵で埋まってアトリエになってた。たま~に絵の賞を取って賞金もらえてた。それだけじゃやっていけないんでお母さんがおしぼり屋さんでバイトしたり。
■上京して2年はバイトなし生活
しゅうご 沖縄で芸人始めて、上京したのが8年前かな。入った事務所が持ってる物件の2DKに沖縄芸人の先輩キャン×キャンさんが2人で住んでいて、ちょうど長浜さんが出て一人暮らしを始められたので、僕らはそこに住み着いて玉城さんと同居。6畳に2人ですけど、玉城さんが「家賃いらないから」と言ってくれて、まったくお金かからず生活できました。