2ケタ発進も…フジ月9「絶対零度」のブランド力に疑問の声
期待の持てるストーリーだっただけに、余計にそう感じるという。
■横山裕と本田翼の演技には難あり
「不自然死を遂げた遺体の解剖を専門とする研究機関を描いた『アンナチュラル』(18年、TBS系)がそうですが、架空の組織を描くドラマは、実在する外科医や捜査1課より自由な発想で物語を展開できるメリットがある。しかも、最新作の『絶対零度』はAIを駆使して犯罪を未然に防ぐ組織なので、視聴者も“近い将来の話”として興味を抱きやすい」
懸念材料もある。演技が一向に上達しない横山と本田翼(26)だ。本田は股間キックを得意とするぶっきらぼうな武闘派デカの設定だが、「セリフ回しに難があるだけに、いっそのことひと言もしゃべらないキャラの方が光ったかも」。
若手2人の演技力が向上すれば、ブランドの冠も生きるんじゃない?