海老蔵&勸玄くんW襲名報道 五輪に向け描く壮大ストーリー
市川海老蔵(40)と長男の勸玄くん(5)のダブル襲名披露が来年4月に行われる――。こんな梨園関係者情報を発売中の「週刊女性」が報じている。
ダブル襲名の決定打となったのは、勸玄くんの役者としての目覚ましい成長にある。七月大歌舞伎では昼夜2回公演をこなし、声も演技も飛躍的に上達。歌舞伎役者としての自覚が出てきたともっぱら。チケットは完売と人気も上々、松竹幹部も勸玄くんを頼もしく思っているという。同誌が海老蔵の母、希実子さん(65)を直撃すると、4月襲名については否定したというが、芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「麻央さんが亡くなったため、明言できない状況が続いていましたが、水面下では着々と準備は進んでいるはず。ある意味、予定調和の範囲内でしょう。19年は天皇の退位と即位があるので心配する声も松竹内でもあるそうですが、国の慶事に迷惑をかけるほどの一大事ではないという意見の方が多いようです。それより松竹としては東京オリンピックで歌舞伎の総本家『市川団十郎』の名を世界に知らしめるのが最優先事項。襲名披露興行も2年間続くとなると、さすがに2年目はチケットの売れ行きが失速するもの。来年4月に襲名となれば、東京五輪での海老蔵の晴れ姿でさらに盛り上がり、襲名披露興行は大団円で終えられるというストーリーが描けます。興行的にもオリンピックイヤーに結び付けたいという気持ちは強いはずです」
団十郎襲名の前に“嫁取り”の可能性も出てきた。