「ネットフリックス」 オリジナル40作品がエミー賞候補に
ドラマ、映画、ドキュメンタリーなどエンターテインメントに特化して、世界最大級の動画配信サービスを提供するネットフリックス。米国で1997年に郵送でのDVDレンタル会社としてスタートし、2007年から動画配信サービスを導入。日本では15年9月からサービスをスタートした。
日本の会員数は非公表だが、「15年末に全世界で会員数が7500万人に達し、16年には世界190カ国以上にサービスを提供するようになり、ほぼ全地域で増加。右肩上がりに推移して、18年7月時点で1億3000万人を突破しています」(コーポレートPR担当の松尾崇氏)。
ネットフリックスの特徴は、オリジナル作品が他社に比べて圧倒的に多いことだ。12年にオリジナル作品の制作を開始したが、初期に作られた「ハウス・オブ・カード 野望の階段」は13年に動画配信系作品として、初めて米国テレビ界最高の栄誉であるエミー賞を受賞。ホワイトハウスを舞台に描いた政治サスペンスは一大ブームとなり、日本でも大人気に。
「今年11月に配信予定のファイナルシーズンを楽しみにしているメンバーも多い」(松尾氏)