壇蜜の宮城県PR動画配信停止へ 「性的表現」に批判殺到
宮城県は21日、タレントの壇蜜(36)を起用した観光PR動画の配信を取りやめる方針を明らかにした。
性的な表現と受け止められかねないシーンがあり、女性県議らが批判していた。26日に壇蜜を招いて開催するイベントを区切りに、配信を終える見通しだ。
動画は2分37秒で、壇蜜がご当地ものの牛タンやずんだ餅などを妖艶な言い回しで紹介するシーンが話題となり、7月5日に投稿サイト「ユーチューブ」で公開されてから、再生回数は300万回を突破。一自治体のPR動画としては異例のヒットだったが、「性的な表現が不快」「品位を欠く」「税金を使うべきでない」といった批判も上がった。
制作費は2300万円で、東日本大震災からの復興のための寄付金などを原資にした基金から拠出した。