「Rakuten TV」 NBAも配信するなどスポーツジャンルに強み
18万本以上あるというコンテンツは、洋画、邦画、海外ドラマ、国内ドラマ、アニメにキッズ、バラエティーにアダルトなど14ジャンルに及ぶ。例えば、洋画・邦画は、新作で432円~、旧作324円~(レンタルの場合)という価格設定。また、10話完結などのドラマ・シリーズの場合はパック割引などもある。
ユーザーは20代から60代と年齢層は幅広いが、男女比は男性6割で女性4割という。
「楽天会員全体の比率から見ると、比較的男性が多いサービスです。Rakuten TVはスポーツジャンルなどが充実しているためでしょう」(小林氏)
中でも、他では見られないコンテンツとして注目されているのは「Rakuten NBA Special」。17年10月から楽天が国内の独占配信権を保有。月額972円(税込み)で見放題で楽しめる。毎日1試合以上(週末は2試合以上)を日本語実況付きでライブ配信するほか、見逃しやウイークリーハイライト配信などがある。
「視聴者は漫画『スラムダンク』を読んで、バスケットボールにハマったり、往年の名選手に夢中になった30~40代が多いです。日本国内には数百万単位で潜在的なNBAファンがいるという調査もあり、日本にもプロバスケットのBリーグもできたことから、コアなファンだけでなく、若年層や女性も取り込んでいきたい」(小林氏)