NHK紅白司会の行方は 紅組は“綾瀬はるかvs広瀬すず”の様相
「NHKが見据えているのは、安室奈美恵のカムバックです。彼女は今年9月に引退しましたが、企画次第では再びスポットライトを浴びる可能性も残されています。局は、そのためにA氏を温存したのでしょう」(前出の業界関係者)
■白組は松本潤で決まりも…
さて、A氏が左遷されたことによって間近に迫った紅白に、具体的にどんな影響が出るのだろうか。モロにかかわってくるのは司会者の人選といわれている。白組はA氏の左遷とは無関係に嵐の松本潤でほぼ決まりだが、紅組が混沌としつつある。
「NHK局内では来年スタートの朝ドラ『なつぞら』でヒロインを務める広瀬すずと、大河ドラマ『いだてん』の出演が決まっている綾瀬はるかのどちらを司会者に起用するかで意見が分かれています。『なつぞら』は朝ドラ100作目で絶対に失敗できず、朝ドラの宣伝を兼ねて、広瀬の起用が有力視されていました。しかし、ここに来て、すでに内定が伝えられた綾瀬の起用の可能性が高まっているといいます」(NHK関係者)
A氏は16年に和田アキ子が紅白に落選した時の責任者。和田が今年の紅白で返り咲きを狙おうとしている報道があるが、和田側からすれば、A氏の左遷は目の上のコブが消えたようなものだろう。もし和田が本当に“復帰”するとしたら、和田の後輩であり、過去に2回の紅組司会を務めた実績がある綾瀬とのセットで出演することは十分にありそうだ。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)