それを「こんな感じはどうですか?」と、あくまで見本のつもりで事務所の社長に聴かせたら、「これをやる。詩も曲もアレンジも一切変えないでくれ」って……。キーだけ変えて録り直し、タイトルは事務所の社長が考えて、「スター誕生!」から1年後の春にリリースしたというわけです。
ちなみに、デビュー前の小泉今日子さんを、ボイストレーニングの後に厚木の実家まで送ったことがありますが、素顔の彼女はものすごくサバサバしていて、今の感じそのまま。アイドル時代は多少演じるところもあったんだろうなと、今となっては思いますね。
(聞き手=いからしひろき)