山田邦子“アラ還”の乱心<下>一世を風靡したプライドが仇に

公開日: 更新日:

「邦子さんは『カメさんチーム』、僕たちは『ゾウさんチーム』でしたか、司会者のようにマイクを持って、盛り上げてくれたのを覚えています。このときのカメラマンは自衛隊上がりで、自衛隊の『月月火水木金金』を彼が歌うと『キャーッ、おもしろい』と喜んでいた。とてもフランクで、深夜というのに、大盛り上がりでした」

 タレントと芸能マスコミが同じ店で鉢合わせすることはないことはないが、そうそう親密に交流することはない。当時、好感度の高かった山田は仕事後も、感じの良い「邦ちゃん」のままだったのだ。

■太田プロは前社長の引退で世代交代が進行

 芸能生活40周年を迎えるなか、所属の太田プロからの独立騒動が持ち上がっている。歌舞伎座での記念公演に事務所スタッフが誰ひとり来なかったとして、事務所への不満をブログにつづり、独立を示唆している。

「当時の邦子さんが天下とっちゃったみたいな気持ちになってしまったとしても、分からないでもありません。それだけの存在だったのですし、お茶の間に親しまれてもいた。取り巻きもいて、行く先々でぞろぞろと大名行列のようにしていたのでしょう。ただ、そうやって、プライドというハイヒールの踵をご自分で高くしてしまい、つまずいてしまったのではないかという懸念はあります」と青山氏は言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出