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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

心配なのは蛍原…お笑い芸人“相方不在”3組の現状と危惧

公開日: 更新日:

■ロンブー淳は好感度アップで都知事選狙い?

 吉本はどうか。田村亮の相方、ロンドンブーツ1号2号の田村淳はダメージゼロ。それどころか一連の発言で好感度アップ。今、都知事選に出馬すれば、あわよくば都知事も狙える勢いだ。ピンチはチャンス。そもそも「ロンドンハーツ」(テレ朝系)の亮はいたっけ(?)状態だし、亮がピンで出演していた「おかべろ」(フジ系)には淳が代打で出演。ちゃっかりトークを回し、ナイナイ岡村も楽そうだった。

■雨上がり蛍原は周囲のバックアップが必要

 心配なのは宮迫の相方の雨上がり決死隊蛍原徹。「今週から通常編集です」の声で始まった8月1日「アメトーーク!」(テレ朝系)でも蛍原はいつもの役目を淡々とこなすだけ。宮迫の立ち位置には有吉弘行、陣内智則もヘルプで登場。2人がかりで支えなければならないって、どうなんだ。

 3日の「10人旅第4弾」(フジ系)も出川哲朗と雨上がりの2人がレギュラーだったはずだが、カンニング竹山や宮川大輔、フット後藤らに比べ完全に空気。口数も少なかった。その後の番組「さんまのお笑い向上委員会」(同)でも「相方の契約解除報道直後の収録。蛍ちゃんの胸中とは」というタイムリーな時期の収録だったにもかかわらず、あまり面白いことを言えず。ホリケンにイジられるのが関の山だった。

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