マダム・レイさん明かす活動休止の理由と田尾氏との夫婦仲
中日、西武、阪神で活躍し、引退後は初代楽天監督を務めた野球解説者の田尾安志さん。その奥さまの宏子さんはテレビ朝日系「ワイド!スクランブル」のレギュラーコメンテーターで、ロック歌手「マダム・レイ」として話題になった。さて今、どうしているのか?
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「9月13日に都内・目黒のライブハウス『鹿鳴館』、21日には大阪・心斎橋の『SHOVEL』、そして11月13日、同じく目黒の『ブルース・アレイ・ジャパン』で、私の還暦祝いと結婚40周年の記念ライブを行うことになりました」
ややハスキーな声でこう言うと、レイさんは肩まで伸びた茶髪をスッとかき上げた。
HPは2014年9月のライブ告知を最後に更新が止まっているが?
「実は13年にポリープ様声帯を発症してしまい、15年から去年までの約3年間はヘビーメタル・ハードロック系のライブはドクターストップがかかっていたんです。それがようやく落ち着いてきたのと、腕利きのバックバンドに巡り合えたので、活動を再開することにしたってわけ」
ポリープ様声帯は、のどの酷使で声帯が極度に腫れる症状で、悪化すると悪性腫瘍になりかねない。まずは安静第一だ。
「復活記念のミニアルバムもリリース予定です。制作費の60万円をクラウドファンディングしましたら、109%でクリア。恩返しのためにもツアーは成功させたいですね」
夫の田尾安志さんも忙しい。野球解説のほか、7月に設立された沖縄県初のプロ球団「琉球ブルーオーシャンズ」のゼネラルマネジャーに就任したばかりだ。
「野球のことは詳しくないので、内助の功なんておこがましいことは言いません。でも、少しでもパパの負担を減らしてあげたいな、って思っています。ライブ? アコースティック系なら、もちろん帯同です。ウチは結構、仲良しなんですよ。フフフ」