新「おっさんずラブ」の“奇策”は視聴者に受け入れられるか
大ブームを巻き起こしたドラマの続編が、11月2日にスタートした。テレビ朝日系の土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ―in the sky―」。おっさんたちが全力で恋をするラブコメディーで、突然モテ期がきた主人公・春田創一役を演じるのは前作同様、田中圭(35)。春田を愛する“ヒロイン”黒澤武蔵は吉田鋼太郎(60)だ。
2日の初回放送中からネット上はその感想で沸きに沸き、瞬く間にタイトルが話題ワードにランクインした。
前作「おっさんずラブ」は2016月12月に「年の瀬 変愛ドラマ第3夜」として単発放送されたのが最初。その後、18年4月期に連ドラとしてスタートし、大きな話題に。今年8月には映画「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」も公開され、公開4週目で150万人を動員、興行収入20億円を突破する大ヒットとなった。
「人気のコンテンツだけに、局サイドとしては続編を作りたいのはやまやまでしょうが、問題はその内容。映画も、シーズン1で完結したように思えた内容を無理やり広げた感があり、賛否両論だった。これ以上の展開は難しいだろうと思われていましたが……シーズン2では主人公とヒロインの名前はそのままに、舞台設定を変えるという思い切った策を打ち出した」(テレビ誌ライター)