ジャイアント馬場さんと並んで…日テレ“トイレでの奇跡”
森繁久弥先生のサインボールを射止めたことにより、「野球選手でない有名人からサインボールをもらう!」という俺のマイブームは拍車がかかっていくのであった。
あの映画「ギターを持った渡り鳥」や「昔の名前で出ています」「熱き心に」のヒット曲を歌ったマイトガイの小林旭さんや日本を代表するファッションデザイナーのひとり、コシノヒロコさん、さらに松岡修造さんの「エースを狙え!!」の一言入りお宝サインボールなどを次々と手中に収めていくのだった。
そんな中でもひときわレアモノといえる逸品を俺は手にすることになるのだった。それはまだ日本テレビが汐留に移転する前、麹町にあった頃の1階Gスタジオ(まだ使われています)の横のトイレでの奇跡なのだ。
番組名はまったく記憶していないが、その日、日本が誇るあの世界の巨人、2メートル9センチ、足のサイズ16文(昔の日本の寸法で1文が2・4センチということだから、2・4×16=38・4センチと、とにかくでけ~!!)のプロレスのジャイアント馬場さんとご一緒することになったのである。