松潤&山Pが再放送で数字稼ぐも…現ジャニーズは人材不足

公開日: 更新日:

 亀井氏は「『ごくせん』が放送された2002年は、テレビ史的に語りたいことが多い」と、思いを馳せる。

「この年は日韓共催のサッカーワールドカップが最大の話題。連続ドラマもその影響を少なからず受けました。最も影響を受けたのは、02年4月クールにTBSの伝統枠である“日曜劇場”で放送された、稲垣吾郎主演の『ヨイショの男』。盛り上がるはずの第8話が、稲本潤一のゴールで日本がW杯初勝利を飾ったロシア戦の真裏で……その試合の平均視聴率が66・1%、瞬間最大視聴率はなんと81・9%でした」

 その時の「ヨイショの男」の視聴率は4・2%。「当時は“惨敗”扱いされましたが、今思うとすごいことです」と、亀井氏はこう続ける。

「広告主から見たら少ない数字に見えたかもしれません。でも4%台といえば、最近なら『孤独のグルメ』や『おっさんずラブ』など、“ブーム”を作ったドラマと同等の数字。熱狂的なW杯の最中でこの数字を出したというのは、むしろ当時の稲垣さん、SMAP、ひいてはジャニーズ勢が強かった証明でもありますね。一般的な好き嫌いは別として、絶対に裏切らない固定ファンがいる強みの表れでしょう」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  5. 5

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  1. 6

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  2. 7

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  3. 8

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  4. 9

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も