ダッチワイフを追いかけ…川で溺れて死にかけた小学生の僕
真栄田です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。先日道を歩いているとブラジャーが落ちていました。悩みました。果たしてこれを拾っていいものか。熟考の結果、目に焼き付けて映像をテークアウトし、家でいただきました。
それで思い出したのですが、小学生の時に近所の安里川という川で遊んでいると、川上から大きな桃ではなく、成人のダッチワイフが流れてきたのです。
「うおー!!」。一緒にいた男子全員が、プレデターとの最終決戦時のシュワちゃんぐらいの大声で叫びました。あるものは、「女!」と叫び、またあるものは、「ハダカ! 人形!」と叫び、またあるものは、「アキコ!」と名付け親になっていました。
皆で狂喜乱舞し、ゆっくり流れるダッチワイフを眺めていると、僕の心が「連れて帰りたい!」と叫びました。気がつくと僕は川の中に足を入れていました。皆が「ケン、やめろ! 危ない」と呼びかけましたが、僕は全盛期の王貞治くらいのタカのような眼光でダッチワイフをロックオンし、一歩一歩進みました。そして、ダッチワイフまであと少し。「よし!」と手を伸ばした瞬間「ズボ!」。左足が川底にハマってしまいました。