韓流スターの“反日パフォーマンス”…営業ツールに一役買う
■自身の三つ子に「大韓、民国、万歳」のあだ名でテレビ出演させた俳優
また、ジャンフンとともに、反日パフォーマンスとして竹島に遊泳した芸能人として知られているのが、日本でも一時、活躍していた俳優のソン・イルグク(48)である。これを受け、日本では放送予定であったドラマが延期されるという事態まで発生。三つ子の子供たちにも、「テハン(大韓)」「ミングク(民国)」「マンセ(万歳)」というあだ名をつけ、テレビに露出させている。
そして、女優もしかりだ。日本で活躍したキム・テヒ(40)も反日女優として知られている。日本では2011年に西島秀俊(49)とダブル主演したドラマ「僕とスターの99日」(フジテレビ系)に出演。日本で本格的に活動をスタートしようとした矢先に、過去にとあるイベントで、独島のシャツを着て、〈独島は我が領土〉という歌を歌い、竹島パフォーマンスを行っていたことが明るみに出て、日本での活動は立ち消えに。
また、根っからの反日女優なので、日本での活躍はないが、わざわざ、自ら「日本の企業から広告出演依頼を受けたが、戦犯企業なので断った」と韓国向けのリップサービスを行ったのは、人気女優のソン・ヘギョ(38)である。政治活動家とともに、さまざまな反日活動も行っている。時の大統領・李明博(08~13年に在任)が、支持率が下落し、最後の悪あがきで竹島へ行ったように、芸能人にとっても竹島パフォーマンスは、人気をつなげるための営業ツールの一つになりつつある。
(韓国芸能に詳しいライター・松庭直氏)