著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

大掃除は弟子にとって腕の見せどころですが珍プレー伝説も

公開日: 更新日:

 コロナの第3波でこれから先の落語の仕事がトバないことをどこの祈祷師よりも真剣に祈っている三遊亭鬼丸です。コンサートやスポーツイベントみたいに何千人も集まりませんし、お客さまもマスクをして黙ってますし、興奮して隣のファンとハイタッチやハグもしません。なんなら笑わせることすらしませんので(それはまずいか)どうか落語をやらせてください。

 さて12月13日はその昔「すす払い」として大掃除の日だったんですよね。今ですと12月29日あたりから会社や学校が冬休みに入り、やれやれって感じで取りかかる仕事ですし、下手したら31日の夕方くらいまでやってるおうちも多いでしょう。寒い冬に網戸洗いをしてると毎年「夏にやった方が水も冷たくないし、いいんじゃないの」という後悔にも似た疑問を抱きつつ、年末の切羽詰まった状況でしかやらないのも人の常。子供の頃は親父がシャカリキに窓拭きや網戸洗いをしてるのを子供部屋で冬休みの宿題をやってるフリをしてサボってましたが、今まさに高1の娘と中2の息子が昔の私の立場で当時の親父がわたしです。因果は巡るとはよく言ったものです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動