生田斗真「書けないッ!?」はリアル?現役脚本家はニヤニヤ

公開日: 更新日:

 第1話の見どころは、吉丸とドラマ制作陣が「どんな連ドラにするか」を決める際のユーモラスな会話にあった。前任者の降板でピンチヒッターとして採用された吉丸に対し、ドラマプロデューサー(北村有起哉)、アシスタントプロデューサー(長井短)、監督(小池徹平)の3人は恐ろしいほど好き放題な無茶ブリを、次から次へと吉丸に投げつける。

「あれはあくまでドラマの世界で、相当デフォルメはされてますよ。でも、実現不可能な締め切りを平気な顔で何度も振ったり、方向性がコロコロ変わって前回自分が話したこともよく覚えてない、というようなプロデューサーも実際にいないわけじゃない……脚本家はフリーランスが多いから、どんな無茶ブリにも、ノーとは言えないんですよ。『書けないッ!?』はそのあたりをユーモア混じりながら、きちんと描いている。面白いですね」と前出の徹さんは笑う。

 また、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏も「プロデューサーに振り回され、メンタルが弱ってしまった脚本家さんの話は、私も実際に何度か聞いたことがあります」と、こう続ける。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出