ビートたけしと島田洋七を最初に引き合わせた人物とは?
ビートたけしさんと島田洋七さんは1980年から始まった漫才ブームをツービートとB&Bというそれぞれのコンビで牽引し、お互いの実力を認め合う仲で親友としても知られています。その2人を初めて引き合わせたのは天才漫才師・横山やすしさんだと洋七師匠からお伺いしました。
洋七師匠がたけしさんと初めて顔合わせしたのは横山やすし・西川きよしとB&Bが東京の番組に呼ばれた時だったといいます。
「やすしさんが『東京におもろいやつがおるからおまえに紹介したるわ。たけし言うやつや』。俺は存在を知ってたけど『そうですか』って感じで。ほんで、錦糸町でたけしが待ってるからタクシーで迎えに行って、その時に初めて『北野で~す』『島田で~す』って」
そこで2人は初めて顔を合わせ言葉を交わしたというのです。その後2人はやすし師匠の行きつけのお店に連れていってもらったといいます。
「銀座かどっかに飲みに行くのかなと思っていたら、やすしさんに千葉って言われて。『千葉の飲み屋?』って思ってたら毎日食堂っていう食堂やってん(笑い)。そこの食堂の大将がやすしさんの知り合いで、『おまえら待っとけ』って言われて、やすしさんはその大将と別の店に飲みに行ったのよ。だから初対面の俺とたけしはずっと2人で食堂でビールを飲んでてん。ほんで夜の11時40分ぐらいになって食堂のおばちゃんに『店、閉めるよ』って言われて」