深田恭子、熊田曜子…円満復帰は事務所の腕の見せどころ
このところ、心配というか気になる女優サンの動きが続いた。
深キョンこと深田恭子(38)と熊田曜子(39)の同学年の2人だ。内容についてはまったく違うが、今後がどうなっていくのか、方向性や結論にしばらく時間がかかると思われる。こんなときこそ、所属しているプロダクションの真価が問われると思うのだ。
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深田が所属しているのは、言わずと知れた大手中の大手、ホリプロだ。僕の中でもホリプロのイメージは一流企業で、多くの関連会社を持つ一大グループという印象が強い。タレントのマネジメントはもちろんだが、映画、舞台、音楽、テレビ番組の企画・制作をする、それぞれの会社がある。そしてキチンとした広報の担当者がいて、僕らはこの担当と接することが多いのだが、できるだけ丁寧に事実関係を伝えようとしてくれる。
だからこそ、深田の現在の状況について、「適応障害で7月期のドラマを降板、療養に入って期間はわからない」と正直なところを発表したのだろう。深田恭子はビッグネームであり、連続ドラマに出演すれば必ず視聴率を稼ぐ女優であり、ホリプロにとっても大きな功労者である。昨年の春から体調を崩しがちだったところを、様子を見ながら今回の決定をしたということだろう。長く仕事を続けていく間には、当然のことながら体調を悪くしたり、メンタル面も含めてやる気を失うことがあって当然。ホリプロは会社としての余裕もあるので休養を受け入れられる。ファンはゆっくり待てば大丈夫と言っていいだろう。
暴露合戦は2人のためにも、お子さんのためにもならない
一方、熊田の方は離婚問題だ。夫が熊田に対する暴力行為で逮捕され、先月20日に釈放された。熊田は被害届を取り下げていないのが現状で、それだけでも離婚の方向で動いていることがわかる。その後、夫の反論や言い分が週刊誌に出たり、熊田側の再反論も取り上げられたりもしたが、そもそも離婚は双方に言い分があるのだから、どこまで本当なのか、どちらも自分に甘く相手に厳しい物言いになる。罵り合い、暴露合戦はどちらのためにも、またお子さんのためにもならない。
熊田の事務所もその昔いろいろ連絡を取ったこともあって、キチンと対応してくれる事務所だ。今後は弁護士同士の話し合いになり、事務所がイメージを壊し合うことを避けさせるだろう。
火の粉は出ても、山火事の延焼は抑える。2人の女性をどういう形で円満復帰させるのか、プロダクションの腕の見せどころということだ。