上野・鈴本7代目が胸に刻む先代、先々代の言葉「顔付けは別だよ」

公開日: 更新日:

「おじいちゃん子だった」という敦さんは、祖父の鈴木肇さん(5代目)の口癖「顔付けとプライベートは分けなさい」を胸に刻む。

「祖父は芸人さんを連れまわして毎晩飲みに行っていましたけど、顔付けは別だよって。父にもそう言われました」

「顔付け」というのは席亭のもっとも重要な仕事で、寄席の番組を組むことを指す。

「顔付けは生命線」という敦さんは「3~4年前から顔付けを担当しています。落語ファンの気持ちになってどんな番組がいいのか考えつつ、寄席として新しい芸人をどう売り出していくのかも思案する。毎回毎回、これでいいのかと悶々としていますけどね」と苦心を明かす。

 仕事の一方、歌舞伎演劇、落語会にも足を運び、寄席サービスのヒントを学ぶ。

「落語会でも、チケットは自分で取って行きます。そうしないとお客さまの気持ちが分からないので。お客さまの会話がサービスのヒントになったりする。プロ野球のファンサービスもすごいと思います。細かいけどお客さまに喜ばれることをやっていくことが、寄席としても必要だなと考えますね」と、常に頭にあるのは、よりよい工夫のための模索だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 4

    柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 7

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  3. 8

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  4. 9

    「フジテレビ問題」第三者委員会の報告会見場に“質問できない席”があった!

  5. 10

    「Nスタ」卒業のホラン千秋にグラビア業界が熱視線…脱いだらスゴい?