なぜ2年、なぜ今? 雨上がり決死隊「解散」で得をするのは誰なのか
結局、コンビ解散という形でケリをつけた「雨上がり決死隊」。
宮迫博之(51)と蛍原徹(53)の2人が揃って登場した17日放送の「アメトーーク!特別編」で「本日をもちまして解散します」と報告したが、それにしても長いといえば長かった。宮迫が“闇営業問題”で、吉本興業から契約解除された2019年7月から2年あまりである。
「最後は情に厚い蛍原さんの気持ちが固まるのを待ったということ」と、在京キー局関係者がこう続ける。
「事務所側としては、宮迫さんのクビを切った時点で、早く決着をつけたかったというのが本音でしょう。コンビを続ける限り、闇営業の話がついて回りますから。ただ、あまりにあっさり解散となると、蛍原さんに〈薄情だ〉というイメージもつきかねません。蛍原さんに傷をつけないためにもタイミングを待つしかなかった」
確かにネット上は、宮迫に対しては〈反省しているようには見えない〉などとネガティブな意見が多いが、蛍原には〈よくここまで耐えた〉などとおおむね好意的だ。そして冠番組である「アメトーーク!」も、これまで通り蛍原がMCのまま継続するという。