「TOKYO MER」稲森いずみの“棒読み”が気になる…視聴率は飽きさせない工夫でV字回復
「表情は徹底してクール、セリフはほぼ強めの命令口調で敬語一切なしというのが月島のキャラ。演じる稲森さんの昔となんら変わらない美貌とスタイルを絶賛する声も多いんですが、〈(稲森だけ)演技が浮いてる〉〈棒読みじゃん〉という声があるのも事実なんですよね」と芸能ライターのエリザベス松本氏が、こう続ける。
「稲森さんは強くしっかりと話そうと意識するあまり、カクカクとした口調になってしまっている気がします。そこが視聴者には〈棒読み〉〈たどたどしい〉という印象になっているのでは。放送中の連ドラ『ボイスⅡ 110緊急指令室』に出演中の真木よう子さんにも同じ印象があります」
ネット上には月島役を〈真矢ミキに演じてほしかった〉なんて声もチラホラ……。
「真矢さんは宝塚時代は男役で、強い口調のセリフはお手のもの。培った技があるから“鉄の女”を演じても違和感がなく、そこは真矢さんの強みだと思います。ただ、真矢さんが月島なら誰もが想像のつくキャスティングになる。意表を突く意味でも稲森さんの起用は面白いと思いますよ」(エリザベス松本氏)
稲森が“鉄の女”をどう演じていくのか。飽きさせない工夫は吉と出るか。22日放送の世帯視聴率も14%台と好調をキープしているが、最後まで「TOKYO MER」から目が離せない。