橋下徹氏も“1日100万円支給”を糾弾! こぞって「文通費」批判の維新どの口が?

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「新人と元職の121名の皆さん、コロナ禍で困っている世帯がいっぱいあって10万円給付で大激論してるのに、夜8時に当選してからわずか数時間で100万円の給付を受け取っている国会議員はおかしいですよ、本当に」

 実は同じく14日のNHK「日曜討論」に出演した維新・池下卓議員(10月の衆院選で初当選)も、領収書不要の文通費が満額100万円が支給されたと暴露。12日にはやはり維新新人の小野泰輔議員がSNSで告発、維新副代表の吉村洋文大阪府知事らが問題視するなど、党をあげての批判を展開している。

 文通費は以前から「税金の無駄遣い」と指摘され、国会議員の「第二の給与」といわれるが、維新は2019年7月、使途を公開している当時現職の国会議員21人全員が、文通費の領収書を自分で自分に切っていただけでなく、自分の政治団体に寄付していたことが発覚、ネットでは「#セルフ領収書」問題として大炎上した。寄付した金額は、維新が受け取った約7.6億円の文通費(2015年10月~19年3月)のうち約5.7億円だ。


 これだけ“キャンペーン”を繰り広げるなら、まずは「身を切る改革」を訴えている「日本維新の会」の国会議員が率先して国庫に返納するなどの手本を示したらどうなのか。

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