徹子の言葉を胸に…満島ひかりは成否を気にせず芸能界を自由に冒険する
この頃、満島はまだ「テレビの人」ではなかったマツコ・デラックスと出会っている。満島はマツコに「あんたマズいわよ。私とそっくり」と言われたという。
「結構ケンカ売って生きてるほうだけど、それでも世の中とうまくやっていこうってやるじゃない?もちろん、ひかりちゃんもやってるだろうけど、そんなもんじゃ足りないぐらい、何かが欠落している人だった」(日本テレビ「マツコ会議」22年1月8日)と。
だから、世渡りがうまくいかないのではないかと心配したが、満島自身はうまくなったと笑う。
「動物のまま生きてるってことを『動物でーす』って、みんなに言って回るみたいな感じで、自分を守ってきました」(同前)
そして05年に始まった「ウルトラマンマックス」(TBS)出演を機に、本格的に俳優業に転身すると、映画「愛のむきだし」で高評価を受けた。女優として成功するまで紆余曲折あったため、よく「大変でしたね」と言われるが、「苦労話はしたくない」と満島は言う。
■自由に精いっぱいやれれば成否はどうでもいい