キムタクがSMAP反戦歌「Triangle」をソロライブで熱唱…ファンから賛否両論のワケ
ロシアのウクライナ侵攻で2005年にリリースされたSMAPの38枚目のシングル「Triangle」が“反戦歌”として改めて注目を集めている。「世界に一つだけの花」と並び、紅白歌合戦で何度も披露されたSMAPの代表曲であり、メンバーやファンにとっても思い入れの強い一曲だろう。そんな中、木村拓哉(49)が6日の自身のコンサートで同曲をソロで歌ったことに、賛否両論が巻き起こった。
ネットでは〈やっぱりSMAPは素晴らしい。歌詞に説得力があり、心に突き刺さります〉という声があった一方、<キムタクが注目されたいから演出として歌っているようにしか思えない><この歌の重みが本当にわかっていたら、一人でなんか歌えないはず><ソロで歌っても感動できない>といった声が上がった。
「SMAP解散の一件でしこりを残したまま、木村さんがSMAPの曲をソロコンサートで歌い続けることに不信感を抱いている人は一定数います。元メンバーの稲垣吾郎さんが2月28日の自身のラジオ番組『THE TRAD』で同曲をフルコーラスで放送した際、大きな反響と好意的なリアクションがあったのとは対照的でした。ラジオは公共の電波であり、不特定多数の人に多くそのメッセージを届けることができるため、その社会的意義をファンがくみ取ったということでしょう。一方、木村さんが歌ったソロライブは自分のファンや家族、関係者や、事務所の後輩などで埋め尽くされたいわばホーム。公共性の有無にファンは敏感に反応したのだと思いました」(コラムニストの水野詩子氏)