著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

竹野内豊に「連絡が取れない!」報道…超大物独立後に付きまとう“厳しい洗礼”の数々

公開日: 更新日:

 竹野内の私生活には何ら変化は見られず、関係者が連絡を取れないという表現には誇張が混ざっていることが伺える。30余年も芸能記者をやっている筆者からすれば、失踪の噂も、所属事務所を独立したタレントが必ず見舞われる"洗礼"のひとつだと理解している。

■主演映画の台詞が大幅削減

 竹野内が受けた"洗礼"は実はこれだけではない。彼が主演する予定の劇場版『イチケイのカラス』を巡るデリケートな話も映画関係者から漏れてきた。『イチケイ~』は昨年4月期にフジテレビ系でドラマが放送され、平均視聴率14%弱の好成績を残した。映画化に踏み切るフジテレビは共演の黒木華(32)と小日向文世(68)の3人をメインに「法廷版コンフィデンスマンJP」を意識しつつ、公開前からシリーズ化も視野に入れていると言われている。今年夏にもクランクインすると噂されているこの作品だが、今、出演者の間でちょっとした話題になっているのが、ドラマと比較して映画版では竹野内の台詞が大幅に減っているらしいことだ。


 昨年のドラマ撮影時に、元々台詞覚えが苦手な竹野内がNGを連発したのがその理由なのかは定かでないが、主演の竹野内より、黒木やゲスト出演者の台詞の方が多くなっているという。これについてベテランの芸能マネージャーに聞いてみると、「もし竹野内さんが独立していなければ、そんな大幅の台詞カットなんてマネは絶対に許されなかったでしょうね……。製作側にどんな意図があるのか知る由もありませんが、これは竹野内さんに主演失格の烙印を押したにも等しい扱いです。大手芸能プロの後ろ盾が無くなった途端に竹野内さんを軽視しているとしか思えません」と話してくれた。

 ここでも芸能界の"洗礼"が顔を見せたと言うのだ。「役者としての集大成と思える作品に巡り会いたい」という熱い思いを胸に独立した竹野内だが、後ろ盾を失った今、シビアな現実を噛み締めているのかもしれない。彼の夢は実現するのか、それとも静かにフェードアウトしてしまうのか……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  4. 4

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 5

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  1. 6

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 7

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ