女優・見上愛は“裏方志向”から表舞台に飛び出した愛されキャラ
インタビュー取材でお会いしたときの彼女は、親しみやすくて、よく笑う姿が印象的だった。元気な表情を見せる出演CMが多いのは、スタッフとの顔合わせなどで持ち前の抜群の明るいキャラが全開になるので、自然とそういう内容のCMが生まれるのだろう。
その一方で、ぐいぐい前のめりに出ていくのではなく、一歩引いた面があり、もともと裏方志向だった名残を感じる。それは、上白石萌音、川栄李奈、白石聖ら最近活躍している女優に共通する要素でもあり、好感度が高い愛されキャラの主演級女優になりそうだ。
見上愛の魅力をビールのスタイルにたとえるなら、おとなしそうに見えて、親しんでみると華やかさと甘みを感じられるバイツェン(小麦ビール)。都会的な大人びたルックスの内側に、少女漫画のヒロインに似た、純粋で可憐な魅力を秘めている気がする。