横浜流星が狂気じみたDV男役を好演 「流浪の月」で突き破った“イケメン俳優の限界”
広瀬すず(23)と松坂桃李(33)がダブル主演を務める映画「流浪の月」が5月13日に公開され、女児誘拐という重いテーマにもかかわらずジワジワと興収を伸ばしている。封切り直後は清純派の殻を破る広瀬の“体当たり演技”が話題になったが、観客が思わず息をのんだと評判なのが、横浜流星(25)の狂気じみたバイオレンスな演技だ。
横浜が演じているのは、家内更紗(広瀬)の現在の恋人でエリート会社員の中瀬亮。横浜はいつも通り涼しげな目をした“爽やかなイケメン”として登場するのだが、途中から更紗を暴力で支配ようとするDV男に豹変。暴力ではダメだと分かるとついにストーカー化するという完全にヤバイ男の役柄を演じている。無精ヒゲを生やし、うつろな目をした表情はこれまでの横浜のイメージを根底から覆す。
横浜の最低なクズ男役にファンは悲鳴を上げているかと思ったらむしろその逆。SNSには〈やっと流星君の演技力が世間に評価されてうれしい〉〈今までの作品では見たことのない衝撃的なシーンに震えがきました。亮役すごく良かったです!〉〈繊細な目の動き、顔の表情など、テレビドラマでは、なかなか伝わりにくかったのかも〉といった声があふれている。