死後も笑いに昇華 「最後を任せれば大団円」有吉弘行が語る上島竜平の天才性
「われわれはファンだから1時間見てられる」(有吉弘行/テレビ朝日系「アメトーーク! ダチョウ倶楽部を考えようSP」7月19日放送)
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ダチョウ倶楽部・上島竜兵の追悼企画として、数々の名場面が流されていた。それを見ながら「竜兵会」のメンバーとして親密な関係にあった有吉弘行(48)がボソッとつぶやいた一言を今週は取り上げたい。
有吉は猿岩石で一度大ブレークを果たした後、急速に仕事を失い、くすぶっていた。その間に支えとなったのが上島が中心となって集まった「竜兵会」の飲み会だった。「みんなにとってはただの飲み会なんですけど、僕にとってはちょっと特別なもので。そこがなかったら、もうとっくに芸能界辞めてると思います」(晋遊舎「m9 vol.3」2008年8月29日発売)と有吉はその重要性を語っている。
竜兵会は、吉本興業などのように後輩が先輩に悩みを相談したいと思っているという話を聞きつけた上島が、後輩たちを集めて飲み出したことで発足した。だが、1時間もしないうちに上島本人がベロンベロンに酔い、「俺はこれからどうしたらいいんだろう」と泣きながら後輩たちに相談を始めたという。