無自覚で邪念なく憎めない 狩野英孝は居そうで居ない「愛される天才」
「おかしいって!」(狩野英孝/テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」6月13日放送)
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ウッチャンナンチャン、爆笑問題、バナナマン、オードリー……と現在活躍する関東芸人の多くを輩出している渋谷のライブハウス「ラ・ママ」で行われている「ラ・ママ新人コント大会」。このライブの名物コーナーが「コーラスライン」である。
観客10人(5人の時代も)が手を挙げたら、強制終了となるゴングショー。この「最短記録」を持っているのが、実は狩野英孝(40)だ。番組ではその実際の映像を放送。狩野が登場し、一言二言話し始めるとバタバタと手が挙がり始め、わずか22秒で終了した。その時、若き狩野が観客やMCの渡辺正行らに向かって叫んだ一言が今週の言葉だ。
これを見たアンタッチャブル・山崎は、そのイジられっぷりを「昨日の映像かな? ってくらい変わってない」と言って笑った。
狩野はデビュー当時、スベりすぎて血尿が出るほどだったそう。しかし「ここでやめたら逃げたみたいになる」と狩野特有のナルシシズムが刺激された。諦めずに続け、ウケ始めたのがナルシシストキャラをつくったときだった。