「シン・明菜」宣言の行方…40周年での再始動は歌手・中森明菜を世に問うライトチャンス
■「頑張りすぎないで」
もっとも、中森明菜は浮き沈みがあり、年齢を重ねてからは表舞台に返り咲いた後、力尽きるように、ファンの前から消えてしまうの繰り返しだった。
「聖子さんのファンが、いかなるバッシングや不遇にも屈しない強い姿に引かれるのに対して、明菜さんのファンはそうした繊細なところに感情移入し、頑張ってと応援します。マスコミも音楽業界も、歌姫復活に騒ぐでしょうけど、明菜さんには、頑張りすぎないでと申し上げたい。きっと本当のファンは皆さんそう思っていると思いますよ」
全盛期の歌声でなくてもいい。大きなステージでスポットライトの中心に立たなくても、ファンは応援し拍手するはずだと青山氏は言ったが、ファンも同じ気持ちのはずだ。